高齢化社会の進行にともない、医療・福祉・介護分野の役割はますます重要性を増しています。それに伴い、現場を支えるサービスや、専門情報をわかりやすく発信するメディアの需要も高まっています。
本記事では、信頼性の高いサービスを提供している企業や、医療・介護の現場で役立つ情報を発信している注目のメディア運営会社を厳選してご紹介します。
福祉施設の開設支援から在宅ケアサービス、専門知識を発信するWebメディアまで、幅広い切り口から、これからの時代に求められる実用的な企業・サービスを取り上げています。
医療関連サービス
富士通:病院向けにクラウド型電子カルテ「HOPE LifeMark」を提供
(画像:富士通)
富士通は、病院向けにクラウド型電子カルテ「HOPE LifeMark」シリーズを提供しています。
「HOPE LifeMark」シリーズの特徴として、大中規模病院、中堅病院、精神科病院など病院の種類に応じて異なる種類のサービスを提供している点が挙げられます。
また、看護師や医師のカルテ記載業務に関わる課題を音声入力で解決する音声ソリューションをリリースするなど、業務効率化をさらに加速する新サービスの開発・提供にも積極的に取り組んでいます。
オリンパス:内視鏡診療を中心に高度な医療機器を製造する大手メーカー
(画像:オリンパス)
オリンパスは、世界で初めて実用的な胃カメラを開発して以降、長年にわたり、医療製品の開発に取り組んできた日本の大手メーカーです。
注力分野の一つである内視鏡検査においては、EVIS X1という内視鏡システムを開発しています。長年培ったテクノロジーを駆使し、内視鏡診療の質の向上に貢献します。
また、メディカルタウンというオウンドメディアを運営しており、内視鏡関連製品や内視鏡検査・手技などの専門的な情報を発信しています。
福祉・介護関連サービス
株式会社サザンウィッシュ::医療/介護業界の課題を解決するSaas「Mediboard」を提供
(画像:株式会社サザンウィッシュ)
株式会社サザンウィッシュは、医療/介護業界のバックオフィスの課題を解決するSaaS「Mediboard」を提供しています。利用事業所は、購買/在庫管理、稟議、各種契約を一元管理し、蓄積したデータを活用することで、病院運営を効率化し、経営課題を解決することができます。
Mediboardは現在3つの機能で病院や介護施設のDX化を支援しています。
・購買/在庫管理機能
医療材料や医薬品の発注・在庫の見える化とコスト管理が可能です。
・お伺い書機能
稟議書やお伺い書をペーパーレス化します。
・契約管理機能
期日管理の徹底と契約プロセスの透明化を実現します。
今後は、シフト管理や外部システムとの連携までサービスを拡張予定です。
さらに詳しい情報は、こちらのページをご覧ください。
医療・福祉・介護関連メディア
タカオの土地活用窓口:土地オーナー向けに土地活用に関する知識やノウハウを分かりやすく提供
(画像:タカオの土地活用窓口)
株式会社タカオが運営する「タカオの土地活用窓口」では、土地オーナー向けに土地活用に関する知識やノウハウを分かりやすく提供しています。また、同社では高齢者向け福祉施設の設計・運営支援にも注力しており、福祉施設の設計において重要なポイントなど、施設運営について解説している記事も掲載しています。
設計時には、利用者やスタッフの利便性を考慮することはもちろん、法令順守、地域ニーズの把握、災害対策など多角的な視点が求められます。また、介護付き老人ホームやサ高住など施設の種類ごとに必要な設備や対応内容が異なるため、事前の情報収集が不可欠です。
株式会社タカオは、これら複雑な要素を踏まえた土地活用の提案を行い、福祉施設の開業・運営に関するコンサルティングも実施しています。
日経メディカル:医師・医療従事者向けの総合医療情報ポータルサイト
(画像:日報メディカル)
日経メディカルは、日経BPが運営する医師・医療従事者向けの総合医療情報ポータルサイトです。40年以上にわたり臨床現場を支える中立的な情報提供を行っており、医学論文の解説、診療ガイドライン、海外論文の紹介、キャリア支援コンテンツなどを網羅しています。
医師や薬剤師、看護師、若手医師・医学生といった各専門職に向けた情報が体系的に整理され、日常診療に役立つ最新の医学知識や、医療安全、医師法務に関する話題も豊富に掲載されています。
また、転職支援、英文校正、専門医相談、医療英会話などの実務的サービスも充実しており、多様な医療人材のキャリア形成をサポートするプラットフォームとして機能しています。
信頼性と実用性を兼ね備えた医療情報のハブとして、多くの医療従事者に活用されています。